比較的細い気管のアレルギー性炎症によって、発作的に咳や痰が増加し、喘鳴(胸の中でヒューヒューと音が鳴る)が特徴的な疾患です。息切れを感ずることも少なくありません。咳だけが出て、喘鳴のない咳喘息も知られています。喘息は夜間早朝に悪化することが多く、昼間は比較的落ち着くこともあります。重積発作を起こすと危険な状態になります。咳が8週間以上続く場合、まず喘息を疑います。