心臓を栄養する動脈(冠動脈)が細くなったり、閉塞してしまうために起こります。突然の胸痛で発症することが多く、狭心症や心筋梗塞が代表です。欧米に比べて頻度は少ないとは言え年間約67000人の方が冠動脈疾患で亡くなります。生活習慣病を基盤として起こる動脈硬化が主な原因です。早期に診断して治療すれば心筋梗塞発症は抑えられる時代になりました。仮に心筋梗塞を発症しても数時間以内に適切な処置を受ければ死亡率は数%以下に改善されてます。後遺症を残すことも少なくなっています。突然の胸痛では早急に救急要請し専門病院を受診することが重要です。大田区では複数の総合病院が24時間体制で対応可能です。